2019.11/14 [Thu]
ナーベラー(へちま)の生姜醤油お浸し

沖縄ではヘチマをナーベラーといい、ゴーヤとともに沖縄の伝統的な島野菜です。
沖縄や九州の南部では、家庭料理として食卓に並ぶポピュラーなお野菜なんですよ。
へちまというと、「お風呂で体を洗うもの」というイメージをお持ちになる方も多いと思います。あるいは小学校で育てた!とか。
momoniwaが小さな頃は、お風呂場には必ずありましたが、現在お風呂場で見かけるのは、へちまよりスポンジやブラシ、タオルなどがメインになっているかもしれませんね。
時代の変化を感じます。
さて、こちらがナーベラー本体です。

サイズは、こう見えて40センチはありますヾ(o´∀`o)ノ
まっすぐなものも多いですが、アースランドさんから届いたナーベラーは、こんな感じにカーブ。
ユニークですね〜。
食材としてあまり馴染みがないと、一体どのように調理したらよいのか?
途方に暮れてしまったりしていませんか。
実はmomoniwaもそうでした。
しかーし!
実はとっても美味しいのですよ💖
食用とされるヘチマは、まだタワシになる前の成熟前の実ですから、繊維も柔らかくウリ特有の風味があります。
ゴーヤと違い、苦味はありません。ただ、硬い皮で覆われているので、必ず皮をピーラーなどで剥いてから加熱します。
加熱するとすぐに火が通り、トロトロになるのが特徴です。
似ている野菜としては、よく火を通したナスにそっくり。
冷えると特有の香りもありますが、食感は「なす」ですね。
沖縄では、スパムや豚肉と一緒に味噌炒めにするナーベラー・ンブシーなど、炒め物に使うのが一般的。
ンブシーとは、炒め煮、蒸し煮などの調理法ですって。
沖縄には、「ん」から始まる言葉があるんですね。
しりとりはエンドレスになるのでしょうか。。。
さておき。
momoniwaは「煮る蒸す茹でる」を実践中なので、
今回は、茹でたナーベラーでお浸しを作りました。
作り方は簡単です。
材料 ナーベラー1本 つけ汁:醤油大さじ1、かつおだし大さじ2、
1. ナーベラーの皮をピーラーで剥きます。
2. 5センチほどの長さに切り分け、それを繊維に沿って縦に4〜6等分に切ります。
3. 鍋に湯を沸かし塩を小さじ半分ほど入れて、2.のナーベラーを入れて茹でます(蒸してもOK)
この時、歯応えを残したい時は沸騰してから1分、トロトロにしたいときは2分茹でます。
4. 3をザルにあげ、熱いうちにつけ汁にいれて、おろし生姜を入れて味を染み込ませる。

生姜の香りでまさに「焼きなす」的ナーベラーのお浸しの完成です。
ナスによく似ているので、カレーの具にしても美味しそうです。
momoniwaも、次回はナーベラーカレーにチャレンジしてみます。
簡単にへちまの栄養素を確認しました。
主要な栄養成素として、ビタミンKと葉酸を特に多く含有しているのが特徴です。
その他のビタミンはビタミンA、B1、B2、B6、C、E、パントテン酸、
ミネラルはカリウムや銅を多く含有しているほかカルシウム、リン、鉄、マグネシウム、亜鉛、マンガンなどをを含んでいます。
働きとしては、整腸作用、ビタミンKやカリウムの作用による生活習慣病の予防、血行促進など解毒などの効果や、咳を鎮め、痰を抑える作用があります。
また、ヘチマに含まれるサポニンは、コレステロールを減少させ、肥満防止、血流を改善し動脈硬化の予防や免疫力を高め、美肌つくり、鎮咳、去痰にも効果が期待されています。
夏野菜ではありますが、
自然栽培でこの時期、自然に実ったお野菜は、
今の私たちに必要な要素が含まれているはず!
是非お試しあれでございます。
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