
自然栽培の宅配をしている
アースランドさんのお野菜セットに、福岡県糸島産・はじめ農園さんの赤ビート(ビーツ)が入っていました!
最近、日本でも少しずつ目にするようになってきましたね。

切ってみると、なんて美しい赤ピンク色!
ビーツといえば、ロシア料理のボルシチを思い出しますが、
momoniwaがビーツを見るたびに思い出すのは、カリフォルニアにある小さなレストランの温サラダです。
もう14年も前のことになりますが、
バークレーの地元有機食材を使ったレストラン・シェパニーズ(Chez Panisse)にはじめて訪れたときの、
ビーツの温かいサラダをいただいた爽やかな感動が、昨日のように蘇ります。
ビーツは泥臭い!
といイメージがありましたが、好きな大きさに切り、茹でたてのビーツに、シンプルに粗塩とオリーブオイルとレモンでいただくと、
優しい甘みが口に広がり、自然に笑顔になってきます。
シェパニーズのオーナー、アリス・ウォータースさんの素材を活かした食べ方は、
どのお料理も食材本来の味を尊重したシンプルなものでした。
そのためには、素材の良さ、つまり、野菜なら農薬を使用していないことは大前提ですね。
肥料も使わない自然栽培は、さらに野菜本来の生きる強さもいただく事ができると思っています。

ビーツはホウレン草と同じアカザ科のサトウダイコンの仲間です。甜菜(sugar beet)糖の原料になるのは、白っぽい色をしたもの。いずれもマグネシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、鉄分、カリウムが豊富で、さらにビタミンA、B、C、E、ビオチン、ナイアシン、葉酸、食物繊維も豊富に含まれているそうです。
また、血管の筋肉を柔軟にして血流をスムーズにする働きがあるNO(一酸化窒素)を多く含み、冷えやむくみ予防し、美肌、ダイエット・、疲労回復や基礎代謝向上への効果が期待されます。
さらに!
赤ビート特有の真っ赤な色素成分は強い抗酸化力を持つ色素栄養素「ベタイン」です。
この「ベタイン」が、ガンを予防するのに有効であるといわれています。
また、血液中の解毒酵素のレベルを上げ、肝臓で解毒作用を促進させる重要な働きもあり、糖尿病による肝機能低下の改善やコレステロールの減少なども報告されています。
ビーツを日常に取り入れて美味しくデトックスしたい!って思いますよね。
ポピュラーになって欲しいお野菜のひとつですね!
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